空冷ポルシェのオイル漏れは気にしない?
1996年 ポルシェ911 993カレラ
忘れもしない1989年10月 MIZWA八王子サービスセンターの新規オープンに伴い目黒から異動になった。
オーバーホール班に配属され、3年間寝ても覚めてもエンジン・エンジン・ミッション・エンジンの
オーバーホールの繰り返しだった…。あのネジ締めたかなぁ?なんて寝ながら考えたり、夢に出てきた。
翌朝確認して締めてなかったということは一度もなかったが。
ギャランティードポルシェ(認定中古車)の加修の責任者になってからも、
こだわりは深く、商品車も “バンバン” オーバーホールした。空冷を見ると当時を思いだす。
100%オイル漏れのないクルマはそうそうない。どうしてもオイルが滲む構造だし、
欧州や北米の環境とは、かけ離れた東京の走り方では滲んで当然。
ガレージが汚れるとか、車検が通らないレベルとかじゃなければ
気にしなくていいと今は思えるようになった。漏れることを批判するより優れた名機であることを褒めましょう!
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